2008年9月 5日 (金)

集中力

昨日のことです。以前に記事にしたことのある、『エリ○ベート』というミュージカルに出演している男の子が、舞台の合間をぬってレッスンに来てくれました。8月の名古屋公演を終えて、数日後に博多公演に向かいます。

今回は、発声と音程チェックを頼まれました。公演の合間は舞台稽古がないし、名古屋公演での反省点も踏まえて、というところのようでした。

一番感心したのは、彼の集中力!さすが、本番のステージに立つだけのことはある。小学3年生でありながらプロの有名人と肩を並べるわけですから、中途半端はあり得ないのでしょう。歌っている時の彼は、まさに本気でした。少しでも良くなりたい、という思いがひしひしと伝わってきました。

こういう子だからオーディションで受かり、また、舞台を経験することで磨きがかかっていくんだろうな。小学3年生にしていい経験をしてるな、と思っていたけれど、想像してたよりもはるかに素晴らしい経験をしているんだ、と感じました。応援してるよーーー!!

11月の東京公演を観に行くつもりです!

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2008年6月17日 (火)

ミニコンサート&リトミック

ミニコンサート&リトミック、無事終了しましたっ!!

写真は後ほどUPするとして・・・

10時25分、会場があるマンションのお宅へ行って、なーたんを預けて電子ピアノ運び。何が大変だったかって、このピアノ運びが一番大変だったのです!!お借りするお宅のパパさんに手伝ってもらいながらも、チェリストと二人でヨイショ、ヨイショ、と運ぶのです・・・。あー、しんどかったー!!腕がプルプルとなってしまいました・・・って、これから演奏する人がこういうことをしてはいけませんよね!!もう、二度としません!!超反省・・・。

運び終わってから音量確認のために合わせ。この電子ピアノがですねぇ・・・電子ピアノなのに、キーボードみたいなペコペコの軽すぎる鍵盤で弾きにくいーーー!!音色もタッチも非常によろしくない。やっぱり無理があったよ・・・と思う。(ピアノがある部屋じゃないと無理だよ、って言ったのに、なぜかここに拘ったチェリスト。どうしてだったんだろう?今になっても不思議だけど、今更なので聞きませんが。) 

11時45分、開演。

先ずはチェロの独奏。バッハの無伴奏、プレリュードなど弾いてくれました。これは本当に上手だった!!いい音出すなー!!さっすが~!!と感心しましたわよん。こういった演奏を間近で聴けるというのは最高の贅沢です。子供たちは食い入るように聞き入っていました。

子どもの集中時間を考えて、ソロは数分。その後、私も伴奏で加わってディズニー曲3曲と、”さんぽ”の4曲を演奏しました。”さんぽ”は子供たちも歌ってくれて楽しそうでした。

こんどはリトミックの時間。

すっかり雰囲気を変えて私メインです。”こんにちは”の歌から始まって、マラカスを使った曲、タイコの曲などなど、5曲ほどを30分強かけてやりました。対象児13人はちょっと多すぎ&年齢が幅広過ぎた事が反省点です。また、チェリストに簡単なピアノを弾いてもらったり、私がピアノとリーダーを兼任する時はアシスタントをしてもらった訳ですが、リトミック指導の基礎的知識を簡単でも彼女に知っていてもらう必要があったな、というのも反省点で、活動途中から駄目出ししていた私です。「視線が怖かった~」と後から言われました。(笑)

私的には反省点ばかり見えるけれど、楽しかった、良かった、また誘ってください等と言ってもらえたので、きっと良かったのだと思います。

とりあえず終わって嬉しいでーす!!

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2008年4月30日 (水)

新企画

チェロ奏者のお友達ができた。

彼女が「子供のために音楽で何かできないかな?一緒にやってくれない?」と誘ってくれたので、「いいねー!やろうやろう!」ってな感じで、ただいま構想を練っているところです。チェロ演奏を聴いて、小さな子どもも大人もいきなり一緒にやれるような内容で参加型のミニコンサートを企画しよう、という話になりました。で、とても行動力のある彼女は即日場所を確保していてビックリ!!こうなったらやるしかないので、色々考えています。とりあえず5月25日。って、1か月もないじゃん!!!大丈夫なのか?まだ何も決まって無いぞ~!!

そもそも、日本では子供が落ち着いた良質な音楽を聴く機会が非常に少ないのです。たまたま先日、チビたちをオーケストラの演奏会に連れていきたいなと思って、3歳とか1歳でも行けるコンサートを探していました。これが、本当にないんです!!これって変じゃないか??やっと探しあてたものは5月5日の子どもの日の、その日限りのものでした。”子どもの日”という特別な日でないと見つけられないなんて・・・。(たまたまチケットセンターに電話したら知り合いが出たので、残席を聞いたら10席ほどだった!ギリギリセーフ!)あまりにも機会が少なすぎるじゃないか!!街は音で溢れている。ガチャガチャうるさいくらい。でもね、生演奏は心のど真ん中に響くのです。小さい子ほどそのままを受け止めて感じてくれるはずなのです。どんどん良質な音楽を吸収して欲しい。それが心の安定と成長に結びついていくと思うのです。

そんなことをチェロの彼女も考えていたようです。ドイツで6年を過ごした彼女は、この環境の違いに驚いたと言っていました。ただ、彼女は大人を前に演奏することはあっても、子供と音楽で関わっていくような経験は持っていなかったそうです。先日、保育園で子供たちに演奏を聞かせたら、思った以上に反応が良く、みんな夢中で演奏に聴き入ってくれ、是非、こういった会を多く持ちたいと思ったそうです。

ひとまず25日、少人数ですが知り合いを集めていい会にしたいです!

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